Compose◇Cell

自動演奏楽器を自律生命に近づけるプロジェクト​

"楽器"が生命を得たならば―、

Compose◇Cellは、演奏楽器を自律生命に近づけるプロジェクト。

​呼吸や鼓動のようなリズムを独自に刻んでおり、外界や人間による刺激によってそのパターンを変化させ、展示を重ねることで学習・蓄積。外界の影響を受けながら成長する固有のバイオリズムを「作曲」と捉え、そのデータを遺伝・継承しながらその系譜を「編曲」として発表する。従来、人間が直接制御してきたマシンミュージック・電子音楽の作曲行為を、自律的な生命楽器との間接的な関わりにシフトすることで、「人だけではたどり着けない作曲」への第一歩を目指す試み。
C.2024年以降、メディアアーティスト 藤木淳氏、生命科学博士 谷口俊介氏らそれぞれと共にアルゴリズム見地からと生物的見地からのアプローチ両側面からアップデート作品を製作中。